さるまる
猿丸
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 日光の山神となった有宇中将と朝日長者の子とされる猿丸が大マナゴ山に住み、山立の先祖になったと語られる。
- 細部
- かつて都から追放された有宇中将と、朝日の長者と呼ばれた人物の二人が、後に日光における山の神として祀られるようになったという由来が伝わる。二人の子にあたる猿丸は、その神域の正面にそびえる大マナゴ山を住みかにしていたとされる。猿丸自身は醜い容姿をむしろ誇りとしていた人物で、戦などの働きに対する恩賞として、子孫たちへ山の恵みを分け与えたと語られる。猟を生業とする山立の一族は、この猿丸の血を引く者たちだと伝えられている。
- 広まり方
- 1991年の『日本常民文化紀要』所収、大島正隆「柳田国男先生―日本民俗学講義―(下)」に記録がある。
- 地域
- 栃木県日光市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ