あくごうをつんださんにんがわたれなかったはし
悪業を積んだ三人が渡れなかった橋
国内
場所・異界
- どんな話か
- 悪事を重ねた三人組が三途橋にさしかかった際、橋も周囲の景色も恐ろしい姿に見えて進めなかったという話。
- 細部
- 昔、悪業を重ねた三人が三途橋の前まで来ると、渡し板は糸ほどの幅しかないように映り、たもとの柳は身をくねらせる蛇に見え、後ろにそびえる巨岩は睨みつける蛇の眼のように感じられた。足元を流れる水音までもが自分たちの罪を咎めるように響いたため、三人はどうしても足を踏み出せなかったと伝わる。前出の「三途の橋」と同系統の話が別の出典に記録された例。
- 広まり方
- 1956年刊『あしなか』所収「南部恐山」(伊藤隼)に記録されている。
- 地域
- 青森県むつ市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ