さんきちさん
三吉さん
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 稲庭生まれの小柄だが怪力の三吉さんは、暇を出す主人の許しで持てるだけの稲を全て背負っていった。
- 細部
- 三吉さんは稲庭の生まれで、体つきは小さかったものの、人並み外れた力の持ち主だったという。長年にわたり奉公先で真面目に勤め上げたことから、主人は暇を出すことにし、その際に「お前の力で持てるだけのものを持って行くがよい」と告げた。ところが翌朝、主人が起きて見てみると、自分の家の稲は二束しか残っていなかった。それ以外の稲はすべて、三吉さんが一人で背負って持ち去っていたのだという。
- 広まり方
- 1924年の『郷土趣味』所収、佐々木喜善による「ザシキワラシの話」に記録がある。
- 地域
- 秋田県秋田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ