さんきちおに
三吉鬼
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 酒好きの鬼神で、酒を供えて頼むと一晩で大仕事を成し遂げてくれるとされた。
- 細部
- 江戸期の女性文人・只野真葛の随筆『むかしばなし』に記述が残る、秋田県太平山周辺の鬼神。酒屋に「見知らぬ男」として現れ、飲み逃げを試みるが、酒を差し出せば門前に何倍もの薪を積み、願いに応じて人力では動かせない品物も夜のうちに運んだ。大名までもがその力を頼んだと伝わり、太平山三吉神社の信仰と結びついて語られている。菅江真澄の紀行には、太平山で三吉神へ酒や粢を供えて力を得た相撲取りの話も記録されている。文化年間の30〜40年ほど前から人里に現れなくなった。
- 広まり方
- 太平山信仰と結びつき、力仕事の願掛けの言い伝えとして地域に定着した。
- 地域
- 秋田県(太平山周辺)
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 創作起源が判明
特定の投稿・作品が起源だと判明している。 - タグ