さんばいいけ
サンバイ池
国内
場所・異界
- どんな話か
- 藩士に退治されるまで毒蛇が棲み、片目の魚や亀が生き残ったという長岡市神田町のサンバイ池の伝説。
- 細部
- 長岡市神田町の町の北側には、かつてサンバイ池と呼ばれる池があったという。享保年間までこの池には毒蛇が棲みついて人畜に害をなしていたが、長岡藩士の山本という人物がこれを退治したと伝えられる。明治のころには水が涸れてしまい、形ばかりの池が残るだけになっていたが、この池に棲む魚や亀はみな片目で、毒を持っているとも語られていた。また、池のそばで「サンバイサンバイ」と唱えると急に水面が波立つといわれ、明治になってからも実際に泡が浮き立つことがあったという。
- 広まり方
- 『新潟県史 資料編22 民俗1』(1982年)所収、水沢謙一の記録による。
- 地域
- 新潟県長岡市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ