さくらまちいん
桜町院
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 正月元日の寅の刻に生まれた桜町院を、聖徳太子の生誕時と重なる火事の符合から人々は太子の再来と噂した。
- 細部
- 享保5年(1720年)正月元日、寅の刻に桜町院が誕生したとき、都では時を同じくして火の手が上がった。かつて聖徳太子が生まれた際にも同じ正月元日の寅の刻で、厩が炎に包まれたという故事があり、両者の符合から、桜町院こそ聖徳太子の生まれ変わりではないかと世間で語られた。誕生の刻限と火事という二つの一致が、噂を後押しした。
- 広まり方
- 1978年刊『日本随筆大成』第三期所収、神沢杜口『翁草』に記されている。
- 地域
- 京都府京都市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ