さかさとち
さかさとち
国内
場所・異界
- どんな話か
- 犬坊丸が挿した栃の枝が芽吹いて名木となったが、明治五年に焼失したと伝わる。
- 細部
- 曾我兄弟の仇討ちで知られる祐経の子、犬坊丸が小出という土地を通ったとき、杖に用いていた栃の枝、あるいは乗ってきた馬の鞭に使っていた栃を地に挿して置いた。するとそこから芽が出て育ち、犬坊丸のさかさとちと呼ばれて広く知られる名木になったという。挿した枝が根付くという逆さ木の型を踏んだ伝説である。ただしこの木は明治五年に焼けてしまい、今は失われたと語り伝えられている。
- 広まり方
- 1989年刊の『長野県史 民俗編 南信地方 ことばと伝承』の口頭伝承の章、その他の伝説の犬坊丸の項に記録がある。
- 地域
- 長野県伊那市
- 年代
- 明治時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ