さいしゅんほうしのにゅうじょう
西春法師の入定
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 若い頃は空を飛び海面を歩く力を持っていたという西春法師は、木食行の末に地中へ入定し、死の際には紫の雲と花、音楽が空に満ちたと伝わる。
- 細部
- 漁師だった頃から常人離れした力を持っていたとされる法師が、断食と地中入定という過酷な修行を経て没する話で、三年後に掘り出してほしいという遺言を村人が恐れて果たせなかった点、死の瞬間に紫雲や音楽といった超自然的な兆しが空に現れた点が異常とされる。魂は最終的に布良星として漁師たちの信仰を集めるようになったという。
- 広まり方
- 『日本常民文化紀要』1994年の松崎憲三「行人塚再考」に、南房総市白浜町での複数の聞き書きとしてまとめられている。
- 地域
- 千葉県南房総市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ