みねのすなじにのこるちいさなあしあと
美祢の砂地に残る小さな足跡
国内
場所・異界
- どんな話か
- 賽の河原と呼ばれる場所で、砂地を平らにならしておくと小さな足跡が無数についているという言い伝え。
- 細部
- 美祢市内にあると伝えられる賽の河原にまつわる話である。賽の河原はもともと、幼くして亡くなった子供の魂が石を積むとされる冥界の川原を指す言葉として各地に広まっているが、この地でもそう呼ばれる場所があったという。そこで地面の砂をきれいにならしておくと、次に見たときには小さな足跡がいくつも残っているというのである。誰が歩いたとも知れないその足跡が、賽の河原という名にふさわしい不思議さを土地に与えていたと考えられる。
- 広まり方
- 1935年の『旅と伝説』に掲載された「大阪民俗談話会記録」に記録が残る。
- 地域
- 山口県美祢市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ