とべちょうのかたあしのさいのかみ
砥部町の片足のさいの神
国内
場所・異界
- どんな話か
- 車に片足を轢かれたという道の神で、供える草履も片方だけにする習わしがあった。
- 細部
- 道端に寝そべっていたさいの神が、通りかかった車に足を轢かれて片足になってしまったと語られる。そのため正月や盆にこの神へ草履を供えるときは、両足分ではなく片方だけを作って上げるのが決まりだという。あわせて、さいの神は風邪をつかさどる神でもあるとされていた。道の境を守る神が身体の欠損を負ったという由来と、供え物の形式とが対応しており、行為の理由づけが物語の形で残された例である。
- 広まり方
- 1965年の『あゆみ』に載る大内清秀の外山の水利と民俗に記録がある。
- 地域
- 愛媛県砥部町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ