ひのえまたむらのさいのかみのひうらない
檜枝岐村のさいの神の火占い
国内
場所・異界
- どんな話か
- 1月15日に正月飾りなどを積んで燃やすさいの神の火で、餅や書初めを使い1年の運勢を占う年中行事。
- 細部
- 檜枝岐村では、1月15日のもちの日になると、子どもたちが各家から門松やしめ縄、納豆づとなどのわらを集め、村はずれに松の芯棒を中心とした山を築いて夕方に火をつける、さいの神と呼ばれる行事を行っていた。火をつける際には子どもたちが唱え言を叫び、家々からは供え餅や幣、書初めの紙を持った人が集まってくる。この火で焼いた餅を食べると腹を病まず、たばこに火をつければ歯を病まず、書初めの紙の灰が高く舞い上がれば習字が上達するなどと言われた。さいの神とは塞の神とも書き、悪病が村に入り込むのを防ぐ道の神を意味するとも語られている。
- 広まり方
- 1964年の『福島県史』第23巻民俗1所収、岩崎敏夫・和田文夫・山口弥一郎「会津檜枝岐村民俗誌」の年中行事の項に記されている。
- 地域
- 福島県檜枝岐村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ