さーだかうまり
サーダカウマリ
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 1969年、まだ正式参加できないヌル候補の女性が神懸りして祝詞の誤りを言い当て、生まれつきの高い霊力の持ち主だとされた出来事。
- 細部
- 1969年、それまで祭祀を務めていたヌルが亡くなり、後を継ぐヌル候補はまだ正式に行事へ参加することを許されていない時期のことであった。祭りの場でカミンチュたちが祝詞にあたるウムイを声を合わせて唱えていたところ、行事に参加する資格をまだ持たないはずのヌル候補の一人に神懸りの状態(カミダーリー)が起こり、その場で歌詞が間違って歌われていることを鋭く指摘したという。周囲の人々は、彼女が生まれつき霊力の高いサーダカウマリの持ち主であったからこそ、こうした誤りを見抜くことができたのだと語り伝えている。
- 広まり方
- 1986年の『国立民族学博物館研究報告別冊』所収、渡辺欣雄「民俗知識の動態的研究-沖縄の象徴的世界再考-」に記録がある。
- 地域
- 沖縄県東村
- 年代
- 昭和
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ