さーだかうまり
サーダカウマリ
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 「性高生まれ」がなまった言葉で、生まれつき霊感が強いとされる人を指す沖縄の民間信仰上の概念。幼少期の苦難をきっかけに、成人後に民間巫者ユタになる契機になるとされる。
- 細部
- サーダカウマリは「性高生まれ」の意で、生来の霊的資質が強い人を指し、「カンダカウマリ(神高生まれ)」とも呼ばれる。沖縄では、こうした人はユタになる運命を負うと考えられ、幼少期からそのように見なされる。家庭内の不和や経済的困窮に加え、離婚や親族との死別などを経験した後、神霊の憑依を受けて「カミダーリ」と呼ばれる巫病に陥る。期間中は不眠、拒食、意識喪失、大声で歌い騒ぐこと、身体の震えなどが続き、精神状態も不安定になると語られる。聖地を巡る修行を経て状態が鎮まると、託宣や病気治療、祖先供養の助言を担うユタとして成巫すると信じられている。
- 広まり方
- 現在も沖縄で日常的に使われる言葉で、ユタへの相談文化とともに世代を超えて語り継がれている。
- 地域
- 沖縄県全域
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ