りゅうぐう
竜宮
国内
場所・異界
- どんな話か
- 妹が余った薪を海へ投げ入れると女が現れて竜宮へ案内し、土産の黒猫が富をもたらす昔話。
- 細部
- 有明町の昔話。妹が商いきれず余っていた薪を波間へ投じたところ、水中から女性が姿を見せて竜宮へと案内した。戻り際に黒猫を土産としてもらうよう告げられ、途中で出会った人に頼んで譲り受けると、その猫は小豆を五合ずつ与えるたび金の糞をひり、妹の家は裕福になった。姉がこの猫を借りて一升もの小豆を食べさせたところ猫は絶命し、妹が亡骸を庭先に葬ると橙の木が育ち、その実を正月の飾りに使う由来になったと伝わる。
- 広まり方
- 1929年の『旅と伝説』に掲載された山本靖民「橙の話(昔話)」に記録されている。
- 地域
- 長崎県島原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ