りゅうぐう
竜宮
国内
場所・異界
- どんな話か
- 寺に伝わる鐘は海の底の宮から贈られたもので、大蛇を退治した礼に授かったと語り伝える。
- 細部
- 堂を一つ建てたいと願った粟津の男が、出雲国へ下る途中、海の中で竜宮の王に行き会った。王の頼みを受けて宮を脅かしていた大蛇を討ち取ったところ、その礼として鐘を与えられたという。園城寺に伝わる鐘はこれであるとされ、寺の宝物の由来を海底の異界と結び付ける話になっている。堂を建てるための旅が海の底の争いに続き、その報酬が鐘という形で寺へ落ち着く筋立てが目を引く。
- 広まり方
- 1976年刊『日本随筆大成第一期』所収、伴蒿蹊の『閑田次筆』に記録がある。
- 地域
- 滋賀県大津市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ