おだわらのりゅうぐうひめのこくしたいじ
小田原の龍宮姫の国司退治
国内
場所・異界
- どんな話か
- 龍宮から嫁を迎えた葱売りの男の話で、妻を奪おうとした国司は大蛇に絞め殺される。
- 細部
- 貧しいが正直な葱売りの男が、龍宮から美しい姫を妻に迎えた。それを知った国司は妻を我がものにしようと企み、次々に無理難題を突きつけて男を追い詰める。しかし最後には姫自身が大蛇へと姿を変え、国司の首を締め上げて命を奪った。役目を終えた大蛇はそのまま龍宮へ帰り、残された男はまた葱を売る暮らしに戻って一生を送ったという。異界から来た妻が去っていく型の話でありながら、報いを下す役を妻が担っている点が目を引く。
- 広まり方
- 1930年の『旅と伝説』に載る柳田国男「絵姿女房説話―昔話新釈の五―」に採録されている。
- 地域
- 神奈川県小田原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ