りゅうぐう
竜宮
国内
場所・異界
- どんな話か
- 尼が池で修行した尼が竜宮を訪れて長寿を得た話と、下がり松の渕が竜宮に通じ膳椀を貸してくれたという話が伝わる。
- 細部
- 尼が池と呼ばれる池でひたすら修行を積んでいた一人の尼が、その果てに竜宮へとたどり着き、そこで何かを授かって八百歳もの長きにわたって生き続けたという。この尼こそが八百比丘尼として知られる存在だと伝えられている。また別の話として、広瀬川にある下がり松の渕は非常に深く、竜宮まで続いていると言われていた。祝い事などで膳椀が足りないときにこの渕へ頼むと快く貸してくれたが、あるとき借りた椀を傷つけたまま返してしまった人がいたため、以後は二度と貸してくれなくなったのだという。
- 広まり方
- 1982年刊『群馬県史 資料編27 民俗3』所収、井田安雄がまとめた群馬の伝説の代表例に記録がある。
- 地域
- 群馬県前橋市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ