きかいちょうのかめかえしとりゅうぐうのつま
喜界町の亀返しと龍宮の妻
国内
場所・異界
- どんな話か
- 産まれた亀の子を親亀のもとへ帰してやった貧しい男は礼として龍宮の一人娘を娶るが、約束を破って没落し、後妻を迎えると子も姿を消した。
- 細部
- 貧しい暮らしをしていたある男が、亀が子を産んでいる場面に出くわし、生まれたばかりの子亀を親亀のもとへ帰してやった。これに感謝した親亀は、男をネインヤ(龍宮)へと案内し、そこで男は龍宮の神様のひとり娘を妻としてもらい受けることになった。しばらくは幸せに暮らしていたものの、男はやがて妻との約束を破ってしまい、そのために生活は没落していく。さらに男が後妻を迎え入れると、龍宮の妻との間にもうけていた子供までもがどこかへ姿を消してしまったという。
- 広まり方
- 1934年の『旅と伝説』に掲載された岩倉市郎「龍宮の女」に記録がある。
- 地域
- 鹿児島県喜界町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ