けんとぎいしのりゅう
剣磨石の龍
国内
場所・異界
- どんな話か
- 茶筒のような穴を持つ大石は、下の滝壺に棲む龍が剣を研いだ跡だと言い伝えられている。
- 細部
- 剣磨石と呼ばれる大きな岩には、茶筒を思わせる形の穴が空いている。この穴は自然にできたものではなく、真下にある樽滝の壺を住処とする龍が、自らの剣を研いだ痕跡だと語り継がれてきた。滝壺の主という水の霊格と、岩に残る奇妙なくぼみとを結びつけて由来を説く形になっており、名の由来そのものが伝説として機能している。石にまつわる伝承を集めた報告の一例として書き留められた。
- 広まり方
- 1932年の『郷土』に載った小林武雄「石に関する伝承(下高井郡)」による。
- 地域
- 長野県山ノ内町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ