なぞのえのき
なぞの榎
国内
場所・異界
- どんな話か
- 無実の罪で処刑された流人が、自らの潔白の証として墓から榎が生えるだろうと言い残し、実際に生えたという話。
- 細部
- 豆腐を買いに出た流人が、豆腐を盗んだとの疑いを受けて捕らえられ、首を斬られた。処刑の際、流人は自分の死後に墓地から榎が伸びれば、それが潔白の証になると告げた。その言葉の後に墓から生えた木は「なぞの榎」と呼ばれ、無実を訴えた流人の話と結び付いて伝えられている。南蠻寺萬造が記した『旅と伝説』1934年の「新島行」に、新島村の伝承として記録されている。
- 広まり方
- 南蠻寺萬造「新島行」(『旅と伝説』1934年)に記される流人譚。
- 地域
- 東京都新島村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ