しょうねんをつれさったろうじん
少年を連れ去った老人
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 行方不明になった少年が数日後、疲れ果てた姿で見つかり、老人に連れ回されたと語ったという。
- 細部
- ある日、少年が突然行方知れずになり、三日ほどして畦道でぼんやりと立っているところを発見された。顔は青ざめて激しく衰弱し、高熱で五日ほど寝込んだのち、ようやく語れるようになった少年によれば、夕方に老人が現れてあちこち連れ回され、帰り際に今までのことを話してはならないと告げて姿を消したという。それ以来少年は痩せ細って神経質になり、算術ができなくなったと伝わる。
- 広まり方
- 1922年『民族と歴史』所収「憑物雑話六則」(井上頼数)が記す。
- 地域
- 三重県伊勢市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ