ろっぽんまつ
六本松
国内
場所・異界
- どんな話か
- 明治末まで山の入り口に立っていた松で、遅くまで山仕事をした者を狐が迎えに来ると言われた。
- 細部
- 小諸では、明治の終わりごろまで山へ入る口に六本の松が立っていた。そこを夜更けに通って帰る者があると、狐が待ち構えて迎えに来ているのだと言い交わされたという。目印となる木が、山と里の境を示すと同時に狐に化かされる場所としても意識されていたわけで、遅くまで働いて暗い山道を戻ることへの警戒が、松の名とともに語り伝えられている。
- 広まり方
- 1987年刊行の『長野県史 民俗編 東信地方 ことばと伝承』所収、細川修・松本清人による植物の伝説の項による。
- 地域
- 長野県小諸市
- 年代
- 明治時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ