ゆざわのひげさとだいだいのあざ
湯沢の緋袈裟と代々の痣
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 湯沢町で鍛冶屋に殺された六部の妻の霊が、盆の16日に淵のそばの木に緋の袈裟となって現れ、子孫には代々痣が残るという。
- 細部
- 湯沢町に伝わる話で、諸国を巡礼する六部の夫婦が、ある晩鍛冶屋に一夜の宿を借りた。ところが鍛冶屋の主人は宿泊していた六部の妻に横恋慕してしまい、翌日、夫のほうを言葉巧みにだまして近くの淵に突き落とし、殺してしまった。その後、毎年お盆の16日になると、淵のそばに立つ木に緋色の袈裟が掛かっているのが見られるようになったという。さらに、この鍛冶屋の家系には代々にわたって体に痣ができる子供が生まれるようになり、殺された六部の祟りだと語られている。
- 広まり方
- 1935年の『旅と伝説』所収、山野旅四郎「冬の夜噺」に記録がある。
- 地域
- 新潟県湯沢町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ