ろくぶ
六部
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 人身御供にされかけた娘を助けた六部が、恩人殺しの罪を着せられながらも絵姿の異変で窮地を救われる話。
- 細部
- 庄屋の娘が狒々の生け贄にされかけていたところを、旅の六部が救い出した。それからしばらくして六部は再び旅立つが、道中で狒々の毒にあたって倒れてしまう。通りがかった老夫婦に介抱され、近くの地蔵堂にこもって養生するよう勧められた。ところがその家に戻ってきた息子が老夫婦を手にかけ、罪をすべて六部に負わせてしまう。打ち首にされかけた六部だったが、かつて助けた娘が六部の絵姿に生じた変化から真相を見抜き、間一髪のところで救い出したという。
- 広まり方
- 1937年の『旅と伝説』所収、天野真弓「氷上郡昔話集(三)」にみえる。
- 地域
- 兵庫県丹波市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ