ろくぶ
六部
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 一夜の宿を求めた六部が翌日姿を消した後その家は急に裕福になったが、一家はやがて死に絶え老婆一人だけが残ったという話。
- 細部
- 大阪市中央区に伝わる、六部にまつわる話である。ある夜、一夜の宿を求めて一人の六部がこの家を訪れた。ところが翌朝になってみると、この六部が家を出ていく姿を見た者は誰一人としておらず、いつの間にか六部の姿はそのまま消えてしまっていたのだという。この出来事があってからというもの、この家は急激に裕福になっていった。しかしその後、この家の者たちは次々と亡くなっていき、今では最後に残った一人の老婆が、自分の番を静かに待つばかりになっているのだと語られている。
- 広まり方
- 1916年の『郷土研究』所収、早川孝太郎による報告に記録がある。
- 地域
- 大阪府大阪市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ