りんしたいけん
臨死体験
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 薄黄色の川原へ向かう船に朧げな心地で乗っていたが、呼び戻されて目覚めたという臨死の体験談。
- 細部
- ある人が見た体験として伝わる話である。気づくと朧げな心地で船に乗り、薄黄色に霞む川原を目指して進んでいた。ところがふいに誰かの声で呼び戻され、船から下りたとたんに夢から覚めたという。もしあのまま船に乗り続けていたら、そのままあの世へ渡ってしまっただろうと語られている。死の間際に見る予兆の一種として、葬送に関する聞き書きの中に記録された。
- 広まり方
- 『宮崎県史 資料編 民俗2』1992年所収、田中熊雄執筆「葬制」の章、「死の予兆」の項に記録がある。
- 地域
- 宮崎県西都市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ