りんしたいけん
臨死体験
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 死にかけた人が住職に一喝されて蘇り、冥途は蓮の花盛りで手厚いもてなしを受けたと語った。
- 細部
- 藪塚町のある寺で、住職がお勤めをしていたところ、ふと誰かの気配を感じた。振り返って「まだ早い」と一喝すると、その気配はすっと去っていったという。実はこのとき、死にかけていたある人物が、住職に叱られたことをきっかけに意識を取り戻していた。その人物が語ったところによれば、冥途へ向かう道は蓮の花が咲き乱れる美しい景色で、寺の人に案内されて庫裏に通されると、二の膳つきの立派なご馳走が振る舞われ、座敷いっぱいに見舞いの人々が集まっていたという。
- 広まり方
- 群馬県史 資料編26 民俗2(1982年)所収、池田秀夫による死の予兆の記録にある。
- 地域
- 群馬県太田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ