いずしのさんずのかわとかぞくのこえ
伊豆市の三途の川と家族の声
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 死の淵で三途の川の向こうから招かれるが、家族の呼び声で渡れずに意識を取り戻したという体験談。
- 細部
- 伊豆市に伝わる臨死体験の語りでは、生死の境をさまよっているとき、川の向こう岸に花が咲いた美しい場所が見え、そこから誰かが手を振って招くのだという。導かれるままに三途の川を渡ろうとすると、背後から家族や親戚が呼びかける声が聞こえてきて、結局渡りきることができなかったと語られる。そのまま我に返って意識を取り戻したといい、その瞬間にお題目が聞こえてきたと語る人もいるという。
- 広まり方
- 1989年刊『静岡県史 資料編23 民俗1』所収、木村博「他界観の変遷」に記録がある。
- 地域
- 静岡県伊豆市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ