れいすい
霊水
国内
場所・異界
- どんな話か
- 景行天皇の従者小左が水のない島で神に祈ると岩陰から泉が湧き、その島は水島と呼ばれるようになったという。
- 細部
- 景行天皇が肥後の国へ行幸した際、蘆北にある小さな島に立ち寄り、供の山部小左に冷たい水を汲んでくるよう命じた。ところがこの島には水が湧く場所がなく、小左は困り果てて天地の神に助けを求めて祈ったところ、たちまち近くの岩陰から冷たく澄んだ泉が湧き出したという。この出来事から、その島は水島と呼ばれるようになり、今も泉は涸れることなく残っていると伝えられている。
- 広まり方
- 1976年刊『日本随筆大成』第一期に収める大朏東華『斉諧俗談』に記録がある。
- 地域
- 熊本県八代市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ