れいすい
霊水
国内
場所・異界
- どんな話か
- 槙尾寺にいた弘法大師が文を唱えて水を呼び出したという霊水は、今も湧き続け、地元で智恵水と呼ばれているという話。
- 細部
- 和泉市の槙尾寺に伝わる霊水についての話である。弘法大師がこの寺に滞在していたころ、山あいの寺の敷地が狭く、用水を思うように得ることができなかったという。そこで大師が文字を書いた文を唱え、呪文をもって水を呼び寄せたところ、たちまちのうちに水が湧き出したのだという。この水は今でも涸れることなく湧いており、土地の人々はこれを智恵水と呼び習わしている。弘法大師の法力にまつわる霊験として、この寺の霊水は語り継がれている。
- 広まり方
- 1976年刊行の『日本随筆大成 第一期』に収められた大朏東華「斉諧俗談」に記録がある。
- 地域
- 大阪府和泉市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ