れいすい
霊水
国内
場所・異界
- どんな話か
- 羽曳野市壺井八幡宮の霊水は源頼義が奥州合戦で祈り岸を穿って湧出させたもので、飲めば病苦を除くと伝わる。
- 細部
- 羽曳野市の壺井八幡宮に伝わる霊水についての話である。奥州での合戦の折、源頼義は合掌して至誠の心を込め、弓弰で岸を穿ったところ、そこから霊水が湧き出したのだという。この水を飲んだ頼義の軍勢は、たちまち熱や渇きが取り除かれ、勢いに乗って一気に戦に勝利したと伝えられている。頼義はこの霊験あらたかな水を持ち帰って瓶に納め、香呂峯という地に井戸を穿ってその瓶を埋めたといい、以来この水は源氏の怨敵を降伏させる霊水として大切に扱われてきた。今の世でもこれを飲めば病の苦しみや災難が除かれるのだという。
- 広まり方
- 1983年の『続日本随筆大成別巻』所収、石塚豊芥子「豊芥子日記」に記録がある。
- 地域
- 大阪府羽曳野市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ