こまつのゆめつげがまねいたきんかいちょうじゃ
小松の夢告げが招いた金塊長者
国内
場所・異界
- どんな話か
- 夢で神のお告げを受けた女房が山芋掘りの男と結ばれ、山にあった金塊で長者になったという致富譚。
- 細部
- 貧しい若夫婦の女房が、ある晩夢の中に神様が現れて不思議なお告げを受けた。目覚めた女房はそのお告げに従って家を出て、山で芋を掘って暮らす男のもとへ嫁ぐ。男は日々の食にも困るありさまだったが、女房が持っていた小判を見せると、男は「そのようなものなら山の中にいくらでも転がっている」と平然と答えた。女房が男に案内させて拾い集めると、それはまさしく金塊の山であり、夫婦はやがて長者と呼ばれるまでの富を築いたという。
- 広まり方
- 1930年の『民俗学』に掲載された、早川孝太郎「採集手帳より」に記録がある。
- 地域
- 石川県小松市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ