かいづのあみだがつげたあんざおうじょう
海津の阿弥陀が告げた安座往生
国内
場所・異界
- どんな話か
- 海津市小深井村で、夢に現れた阿弥陀の予告どおり、道心者が読経に包まれ安座のまま往生したという話。
- 細部
- 海津市の小深井村に伝わる霊夢の話である。ある道心者のもとに、寛文6年8月15日、翌寛文7年正月15日、さらに同年8月13日と、三度にわたって夢の中に阿弥陀如来が現れたという。阿弥陀はこの道心者がこれまで積んできた功徳を認め、往生する日をあらかじめ告げたと伝えられている。そして告げられたその予定の日には、僧侶や俗人を問わず多くの人々が集まって読経するなか、道心者は静かに座した姿勢のまま息を引き取ったのだという。生前の信心が夢のお告げどおりの穏やかな最期に結びついた例として語り継がれている。
- 広まり方
- 1974年の『日本随筆大成第2期』所収、神谷養勇軒『新著聞集』に記録されている。
- 地域
- 岐阜県海津市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ