おだわらのれいをせおうくるまのかいおん
小田原の霊を背負う車の怪音
国内
場所・異界
- どんな話か
- 感じやすい人が行くと霊を背負ってくるという場所があり、車の周りに激しい雨音が響いたという。
- 細部
- 土地には、霊感の強い者が足を踏み入れると、そのまま何かを背負って帰ってくると言われる場所がある。実際にある人がそこから戻ったときには、乗っていた車の周囲だけが土砂降りに包まれたかのようなすさまじい雨音に満たされ、手に負えない事態になったという。ただちに祓いを受けてもらうことで収まった。音という形で異変が現れる点と、対処が祈祷に委ねられる点に、現在も生きている俗信の姿がうかがえる。
- 広まり方
- 1996年の『常民文化研究』所収、石崎敬子「小田原市周辺の口承文芸」に記録がある。
- 地域
- 神奈川県小田原市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ