けせんぬまのひめいとよるのひかり
気仙沼の悲鳴と夜の光
国内
場所・異界
- どんな話か
- 清泉寺と浄福寺の間の川で夜に鮎をかけていた人が、悲鳴とともに真昼のような明るさに包まれたという話。
- 細部
- 夜に清泉寺と浄福寺のあいだを流れる川へ鮎かけに出かけた者が、絹を裂くような甲高い悲鳴を聞いた。その悲鳴はおよそ三十分ほども続き、あたりは真昼のように明るくなったかと思うと再び暗闇に戻り、するとまた悲鳴が繰り返されたという。二つの寺のあいだをさまよう霊が行ったり来たりしているのだろうと語られており、別の日に同じ川で釣りをしていた者も、女性の悲鳴に続いて周囲が急に明るくなる同様の体験をしている。
- 広まり方
- 1982年刊『小泉の民俗―宮城県本吉郡旧小泉村―』所収、東洋大学民俗研究会の口承文芸調査に記録がある。
- 地域
- 宮城県気仙沼市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ