らじょうもんのおに
羅城門の鬼
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 平安京の正門・羅城門に棲むとされた鬼。門を訪れた武者と争った話が伝わる。
- 細部
- 平安京の正門・羅城門に棲むとされた鬼で、門を訪れた武者と争った話が伝わる。渡辺綱が兜を鬼につかまれて格闘したという筋立ては謡曲『羅生門』の題材にもなった。別の説話では、門の楼上から漢詩の続きを返す声が聞こえたという話も伝わる。茨木童子と同一視されることもあるが、本来は別の鬼とされる。羅城門は816年に大風で倒れ、再建も実現しなかった。『今昔物語集』は、倒壊以前から荒廃し、楼上に死者が捨てられていたと記録している。江戸時代には鳥山石燕や月岡芳年もこの鬼を描いた。
- 広まり方
- 謡曲や説話を通じて語られ、後世の絵画や文学作品に繰り返し取り上げられた。
- 地域
- 京都(平安京)
- 年代
- 室町時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ