らせきみょうじん
羅石明神
国内
場所・異界
- どんな話か
- 柏崎市羅石堂近くの岩の掛橋は、越後と佐渡を結ぼうとした羅石明神の工事がアマンジャクの邪魔で頓挫した名残と伝わる。
- 細部
- 柏崎市の羅石堂近くにある「岩の掛橋」と呼ばれる岩場には、次のような由来が語られている。昔、羅石明神という神が、越後と佐渡の間を橋で結ぼうと考え、大勢の眷属を使って夜のうちに架橋の工事を進めていた。ところが眷属の一人であったアマンジャクが、まだ夜が明けていないのに鶏の鳴きまねをしたため、朝が来たと勘違いした羅石明神と眷属たちは工事を中断して姿を隠してしまい、橋はついに完成しなかった。今も残る岩の掛橋は、そのときの工事の跡だと伝えられている。
- 広まり方
- 1913年の『郷土研究』所収、中西利徳「岩の掛橋」に記録されている。
- 地域
- 新潟県柏崎市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ