おやしらずのでんせつ
親不知の伝説
国内
場所・異界
- どんな話か
- 断崖絶壁の難所を越える際、親は子を、子は親を顧みる余裕すらなかったことに由来するとされる地名の伝説。
- 細部
- 壇ノ浦の戦いの後に助命され越後で暮らしていた平頼盛(平清盛の弟)を頼って、都から幼い子を連れてきた妻が、この波打ち際の難所で子供を波にさらわれてしまい、悲しみのあまり歌を詠んだという言い伝えが残る。断崖と荒波に阻まれたこの道は1883年(明治16年)に新しい道が開通するまで北陸道最大の難所とされ、大波が来ると旅人は岩陰や洞窟に身を隠して通過の機を待ったという。
- 広まり方
- 地名の由来として新潟県や糸魚川市の観光案内、郷土史サイトなどで繰り返し紹介され、北陸随一の難所として全国的に知られている。
- 地域
- 新潟県糸魚川市(親不知海岸)
- 年代
- 平安時代末期
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ