おとらばば
御虎ばば
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 狼に憑かれて旅人を苦しめ、逆に傷を負って正体が露見し退治されたという老女をめぐる話。
- 細部
- 御虎という名の老女に狼が憑いて、道行く旅人を悩ませたと語られる。しかし逆に旅人の手で傷を負わされ、その傷から憑いていたことが露わになって、ついに退治されたという。話はそれで終わらず、今もこの老女の姿を目にすると大きな火事が起こると言い伝えられている。憑きもの、正体露見、退治という筋立てに、火事の前触れという後日の徴が重ねられた話になっている。
- 広まり方
- 1922年の『民族と歴史』に載る近藤謙吉「民族短信民俗談片」に記録がある。
- 地域
- 滋賀県長浜市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ