おとのするいえ
音のする家
国内
場所・異界
- どんな話か
- 火事のとき馬を死なせた家では、誰が住んでも夜中に物音がするといって忌まれた。
- 細部
- かつて火事に見舞われた際、逃がしきれずに馬を死なせてしまった家があった。その屋敷はどんな人が移り住んでも、夜更けになると物音が響くと言い伝えられ、人々から敬遠され続けた。県史では忌みの節のうち、忌む土地として屋敷を扱う項に収められている。特定の建物や敷地を過去の出来事ゆえに避けるという考え方が、住まいの選択に実際の影響を及ぼしていたことを示す例である。
- 広まり方
- 1989年刊『長野県史 民俗編 南信地方 ことばと伝承』の俗信・忌む土地の項に載る。
- 地域
- 長野県岡谷市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ