きたかみのおとこがやむくせやみ
北上の男が病むクセヤミ
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 妻の代わりにつわりを病んだとされる男の言い伝えで、飯を欲しがるままに与えると起きるという。
- 細部
- ある男がひとりでクセ、すなわちつわりのような症状を病んでいたという話がある。男でクセを病む者は母親の飯の残りをせがむが、欲しがるままに与えてしまうと、妻の代わりにクセヤミを引き受けることになるのだといわれる。また、初産のときに夫の声を聞きながら出産すると、次のお産でも夫の声を聞かなければ産めなくなるとも伝わっている。
- 広まり方
- 1942年の『民間伝承』所収、和田文夫「男のクセヤミ」に記録がある。
- 地域
- 岩手県北上市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ