おとごえとうげ
オトゴエ峠
国内
場所・異界
- どんな話か
- 霧が濃く不思議な現象が起きるとされる峠で、雲が出ても刀を抜けば消え、死者を担いでは越えられないという。
- 細部
- 霧が濃く立ち込め、不可解な出来事が起こる峠として知られている。ある通行人の前に厚い雲が突然垂れ込めてきたが、刀を抜いて構えると、雲はたちまち引いていったと伝わる。この峠は遺体を担いで越えてはならない場所ともされ、葬送の道筋からは避けられていた。刃物を嫌う性質は、他の憑き物や妖怪にも共通してみられる特徴のひとつである。
- 広まり方
- 1965年の『民俗採訪』所収、國學院大學民俗学研究会「宮崎県東臼杵郡西郷村」に記録がある。
- 地域
- 宮崎県美郷町
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ