ししゃがかならずおとずれるおそれざん
死者が必ず訪れる恐山
国内
場所・異界
- どんな話か
- 人は死ぬと必ず恐山を訪れるとされ、そこでは亡くなった家族に再会できるとも信じられている。
- 細部
- この地方では、人は死ぬと必ず恐山を訪れると語り伝えられている。また、逢いたい人に会える場所とも信じられ、ある婦人はその話を聞いて子をおぶって恐山へ向かった。和尚から、会えるかは分からないが賽の河原で一晩過ごすよう勧められ、泊まった翌朝、婦人は亡き夫が現れて会えたと話した。恐山が生者と死者を結ぶ場所として語られる話である。早川孝太郎「山の彼方―他界のことなど―」(『旅と伝説』1935年)および高松敬吉「恐山信仰と地蔵講」(『民俗学評論』1978年)に記録されている。
- 広まり方
- 1935年刊『旅と伝説』所収「山の彼方―他界のことなど―」(早川孝太郎)、1978年刊『民俗学評論』所収「恐山信仰と地蔵講」(高松敬吉)に記録されている。
- 地域
- 青森県むつ市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ