おしょうのほうりき
和尚の法力
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 弥栄町の名高い和尚が朝ふいに遠方の神社の火災を悟り、寺の門前に水をまかせたところ、後日その神から感謝の衣が贈られたと伝わる。
- 細部
- 浜田市弥栄町には、深い知恵と徳を備えた和尚にまつわる話が伝わる。ある朝、和尚は何の前触れもなく、遠く離れた厳島明神が火事に見舞われていると告げ、寺の門の外に水をまかせたという。人々には理由が分からないまま従ったが、それから4、5日ほど経ったころ、厳島明神から御礼としての衣が寺に届けられ、和尚の言葉が真実であったことが知れたと語り継がれている。
- 広まり方
- 1936年刊『旅と伝説』に千代延尚寿が石見地方の神仏にまつわる話として書き留めたものの一つで、和尚の霊験譚として地域に伝わっている。
- 地域
- 島根県浜田市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ