おしち
お七
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 津島には、お七と名を呼ばれる女の亡霊が姿を見せると語り継がれている。
- 細部
- 島に伝わる話はごく短い。津島の地に女の幽霊が出るというもので、その霊はお七という名で呼ばれている。素性や死の経緯を語る部分は伝承として残っておらず、名前だけが土地の記憶として島の人々の口に上ってきた。人名がそのまま怪異の呼び名になっている点に、島内で誰もが心当たりを持っていた時期があったことがうかがえるが、記録の側にはその中身が引き継がれていない。芸予諸島の探訪記のなかで、島の言い伝えの一つとして書き留められた。
- 広まり方
- 1958年の『伊予路』所収、森正史「探訪記 越智郡吉海町津島」に見える。
- 地域
- 愛媛県今治市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ