おおいわ
大岩
国内
場所・異界
- どんな話か
- 山口町の大岩を割ろうとした石工が、血を流した岩に真っ二つに開かれて呑み込まれたという伝説。
- 細部
- ある石工が大岩に鑿で割れ目を入れる作業を始めたところ、突然岩の裂け目からおびただしい血が流れ出した。驚き立ちすくむ間もなく岩が音を立てて左右に開き、そのまま石工の体をひと呑みにしてしまった。人ひとりを呑み込んだ岩は何事もなかったかのように元通りぴたりと閉じ合わさり、以後は再びもとの姿の巨石として山中に残っているのだという。
- 広まり方
- 1936年の『近畿民俗』所収、鷲尾正久「船坂の大岩」に記録がある。
- 地域
- 兵庫県西宮市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ