うべのないかいをまたぐきょじん
宇部の内海を跨ぐ巨人
国内
場所・異界
- どんな話か
- 昔、大人(巨人)が内海を跨ごうとして褌が海に浸り命を落とし、その足跡が一反歩ほど残っているという。
- 細部
- その昔、この地には人並み外れて大きな体を持つ「大人」と呼ばれる巨人がいて、狭くなった内海をひとまたぎで越えていこうとしたことがあったという。ところが大きく歩幅を広げた拍子に、身につけていた褌の裾が海面に浸ってしまい、それがもとで命を落としてしまったと伝えられている。巨人が最後に踏みしめたとされる足跡は今もこの地に残っており、その広さは一反歩ほどにもなるという。
- 広まり方
- 『民族』1927年掲載、小川五郎「周防長門の大人遺跡」に記録されている。
- 地域
- 山口県宇部市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ