かさねのおんりょうとひょうい
かさねの怨霊と憑依
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 殺された妻かさねの霊が後に生まれた娘に取り憑き、僧祐天によって成仏させられたと伝わる話。
- 細部
- 羽生町の与右衛門は、醜い妻かさねを手にかけ、その後に迎えた五人の妻も次々に亡くした。六人目の妻が産んだ娘の菊は、寛永11年8月、13歳で母を失い、翌年正月4日からかさねの霊に憑かれた。かさねの兄の霊も菊に取り憑いたが、僧祐天の力で二人とも成仏した。同じ資料には、常州飯沼弘経寺で病んだ僧の前に身長八尺ほどの大法師が現れ、刀で斬りかかったものの、僧が毅然と問答すると消えた話も併記されている。神谷養勇軒『新著聞集』は、1974年の『日本随筆大成 第2期』に収録されている。
- 広まり方
- 江戸期の随筆『新著聞集』に記され、日本随筆大成に収められている。
- 地域
- 茨城県常総市
- 年代
- 江戸時代
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ