おんなのたましい
女の魂
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 女の魂は寺の台所から入って鍋や茶碗の音をたて、男の魂は門から入って鐘に触れて音をたてるとされた。
- 細部
- 亡くなった人の魂が寺を訪れるとき、その入り方には男女の違いがあるとされていた。女の魂が寺にやってくるときは台所のほうから入り、鍋のつるが触れ合う音や、茶碗を洗ってふくときのような音をたてる。一方、男の魂は寺の門から入り、釣鐘に触れて音を鳴らすのだという。魂の性別によって侵入経路と発する音の種類まで区別されている点が特徴的である。
- 広まり方
- 1964年刊『福島県史 第23巻 民俗1』所収、岩崎敏夫・和田文夫・山口弥一郎「相馬郡飯館村民俗誌」(九・民間信仰 1 前知らせ)に記録がある。
- 地域
- 福島県飯舘村
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ