おんなのこのゆうれい
女の子の幽霊
国内
人型の怪異
- どんな話か
- 養女に出された娘が冷遇されて死に、納棺で草履を履かせ忘れたため実母の枕元に夜な夜な現れたという。
- 細部
- ある娘が養女として他家に出されたが、その嫁ぎ先で十分な扱いを受けられないまま亡くなってしまった。納棺の際、あわただしさのなかで草履を履かせるのを忘れてしまったため、娘の魂はそれを気にかけたのか、実の母親のもとへ毎晩のように現れるようになったという。夢枕に立っては足が痛いと訴え、素足のまま歩かされている苦しさを繰り返し告げたと伝わる。子を送り出した実家の後悔と、弔いの作法を欠かしてはならないという戒めが重なった話である。
- 広まり方
- 『甲斐路』1989年掲載、堀内真「都留市谷村の昔話―安藤千鶴子氏の伝承を中心として」に記録がある。
- 地域
- 山梨県都留市
- 年代
- 不明
- 検証状況
- 伝承由来
近代以前の民間伝承が下敷きになっている。 - タグ